スキマ時間の英語勉強法(ツール)〜忙しい社会人必見〜

こんにちは、TAKAです。

今日は、英語を勉強したいけど、なかなか勉強する時間が確保できないという人に向けて、スキマ時間でのおすすめの英語勉強方法(ツール)をご紹介します。

学校を出て、社会人になって働き始めると本当に時間がないですよね。まぁ、就く会社・職種によっても生活スタイルは変わってくると思いますが、一般的に言って、社会人はまとまった時間の確保が難しいと思います。

でも、時間がないからって全く勉強ができないというわけではないと思います。「スキマ」で勉強すれば良いんですよ!


スキマ時間勉強のポイント

その1: 無理な目標は立てない。

例え時間が作れたとしても、英語の勉強に時間を費やすことは難しいです。一人暮らしであれば家事や会社の人との付き合いがあるかもしれませんし、また家族がいる人は、時間があるからと言って、自分の好きなことに時間を費やすことはさらに難しくなってくるでしょう。

私も日本で大学を卒業して、3年間だけ働いていた時、すごく実感しました。新卒だったこともあり、最初は英語ではなく、仕事のために勉強しなくてはいけないことも多く、週末はどっと疲れて家でダラっとしてしまう毎日。慣れてきたら慣れてきたで、当然のごとく毎日残業。まぁ自分で残業しない努力をしていれば良かったんですけど、会社ではそんな空気ではないし。。。。英語の勉強がしなくちゃなぁとは思っていても、気づけば数ヶ月、半年、1年と立っていました。

でも、その実体験を振り返ってみて、だから「英語の勉強できませんでした。」じゃなくて、だから「無理のない目標を立てて始める。」ということが大事だったと思います。

1日1時間も確保しなくて良いんですよ。というより、机に向かう時間は全く確保できなくても、「スキマ時間」で少しずつ勉強していけば、確実に積み重なっていく。

例えば、

通勤や移動時間で、いつもはスマホでゲームをしたり、好きな歌手(日本人)の音楽を聞いたりする代わりに、英語のラジオを聞いたり、洋楽を聞いたり、

重たい単語帳を持ち歩く代わりに、スマホに英単語アプリを入れたり、もしくはその日絶対覚えたい単語を5つ携帯のメモに意味と併せて入力しておくとか。

大事なことは毎日机に1時間向かうとか、睡眠時間を削って英語の勉強するとかではなく、スキマ時間を利用して、「無理のない目標」を立てることです。


その2: 継続は力なり。塵も積もれば山となります。

これは、「スキマ時間」の勉強だけはなく、語学学習全般において大事なことなのですが、無理のない目標を立てたら、あとはそれを「継続」することです。

スキマ時間で、そんな1日に10分とか、5単語覚えただけじゃ、それが小さなステップすぎて、なにも変わらないんじゃないかって感じることもあると思います。

でも、ですよ!

例えば、スキマ時間で、1日5単語覚えたら、(仮に週末はお休みするとして、)1週間で25単語も覚えられるんですよ。1ヶ月で100単語覚えられるんですよ。そうです、1年後には1000個以上もの新しい単語を習得することになります。途中で、自分に合う覚え方ややり方を試行錯誤して試して、効率的に勉強していければ、より多くの単語を覚えられるかもしれません。

単語帳は1000語とか、2000語とか収録されている本がほとんどで、果てしない道だなと思うかもしれませんが、小さな1歩でも、歩み続ければ気づいたらいつか達成できます。

今回は単語の例で話しましたが、それが5分とか10分とかの時間なのか、文法書1ページというノルマなのか、何でもいい。その自分にとっての「無理のない目標」を毎日「継続」していくことが大切です。

なんだってそうですが、語学の道はそんな短い道ではないです。とんでもなく長い道のりです。だから歩み続けないといけないんです。途中で、走ったり、歩いたり、躓いたりするかもしれません。でも、止まらなければ、そこに道は開けます。


その3: できないことじゃなくて、できること&やったことに目を向ける

これは「モチベーション」に関してです。

スキマ時間といっても、どうしても時間を確保できないことだってあると思います。例えば、移動時間で今日の会議の資料に目を通さないといけないとか、前日の残業が響いて電車内で居眠りしちゃったとか、会社の帰りにカフェで勉強しようと思った急な仕事で勉強できなかったとか。仕事が上手くいかなくて上司に怒られた日、完全に疲れている時は、脳が全然働かなかったりしますよね。

そんなときは、「あぁ、自分ダメだなぁ」「今日も全然できなかったなぁ」って思うと思います。俺は結構、根暗兼ネガティブ思考気味なので思っちゃいます。

でも、そうやって「できなかった」、「ダメなところ」とかに目を向けるんじゃなくて、今日できること、今日までやってきたところに目を向けて行動してみましょう。そしてポジティブに考えるようにしましょう。

「今日はどうしても勉強をやる気になれないから、代わりにNetflixで気になってた洋画を見よう。」

「今日は何もできてないけど、先週は単語の勉強に加えて、TOEICのリスニングの勉強もできてるし。また明日切り替えよう。」

などなど。

上述の通り、英語の勉強ってかなり長い道のりです。それぞれの目指すレベルによっても変わると思いますが、現在上級レベルの英語学習者たちも何十回も挫折しそうになってます。それでも、続けていかないと成長はないので、小さなできた・やったに目を向けてモチベーションを維持していきましょう。大事です。


【おすすめツール】王道のスキマ時間勉強法!

そこで、今回は具体的な方法というよりも、スキマ時間でささっと英語を勉強できるツールをいくつか紹介していきます。全て、通勤の電車内、車の中で、お昼休みのちょっとした10分20分でできるものです!オンライン英会話以外は、基本的に無料で利用できるものなので、自分にあうかどうかまずは試してみても損はしないと思います!!どれも王道のツールなので、知ってる方も多いかとは思いますが、もし知らないものがあったら是非試してみてください!


Podcast

言わずと知れた無料インターネットラジオ。日本語のチャンネルだけではなく英語のチャンネルの種類もかなり豊富。英語学習にはもってこい。

様々なタイプのチャンネルが聞けて、初級者〜上級者まで自分にあったチャンネルを探すことができると思います。また、簡単に1/2倍速、1.5倍速、2倍速など音声のスピードも調整することができるのもありがたい。


Spotify

音楽配信アプリ。広告が入ったり、利用に制限があったりしますが、基本無料で日英問わず、むしろ全世界のアーティストの曲が楽しむことができます。ユーザーがプレイリストを共有していたり、Spotifyがおすすめプレイリストを作成していたりします。

リスニングの勉強はしたいけど、初心者だから、英語のニュースとか、TOEICの教材だとちょっとまだ抵抗があるなとか、気が進まないなって人にはおすすめ。とりあえず最初は英語に触れていくことが大切。人気のアーティストの洋楽を聞いて、スキマ時間に英語の勉強を!!


Netflix / Hulu / Amazonプライム (海外ドラマ)

海外ドラマは英語学習の一部に取り入れている人も多いと思います。各社、定番の有名海外ドラマやオリジナルドラマなど豊富に配信していて、それぞれスマホ用にアプリもあります。ドラマだと1話で40-60分ほどですが、短めのシットコム(コメディ)だと20分ちょっとなので、短い間で見ることができると思います。「Friends」「Full House」「How I met your mother」なんかが有名ですね。

以前の記事で、Netflixのおすすめドラマをまとめているので、こちらの記事も是非チェックしてみてください。


Ted Talk

同じく王道の英語学習ツール・プレゼンカンファレンス”Ted Talk”。こちらはWebサイトもありますが、アプリもあるので、ダウンロードしてアプリ上で気になるプレゼンをスマホにおとしておくと良いでしょう。字幕もでますし、スクリプトも検索すればでてくるので、英語学習者にとってはかなり便利だと思います。

プレゼンのトピックも非常に豊富で、政治・ビジネス・科学・文化…….。自分の興味分野に併せてプレゼンを選ぶことで、英語の勉強だけじゃなくてその分野自体の勉強にもなると思います。


Flipboard

Flipboardは、キュレーションアプリです。最初に自分の興味のある分野(例えば、Business/Sports/Travel/Science/Politicsとか)を登録して、その分野のニュースを他の色々なサイトから選んで、まとめてくれるアプリです。

英語のリーティングをしたいけど何をすればいいかわからない、
BBCとかCNNのネットだとちょっと固い記事が多くて読みにくい、etc
感じている人にはぴったりのアプリ。自分の興味がある分野のニュースをネットから自動で選定してまとめてくれるので、比較的取り組みやすいと思います。


英単語アプリ

恐らくみなさんも検索すればわかると思うのですが、英単語アプリって山ほどあるんですよね。それぞれのアプリに良し悪しがあって、自分に合う合わないものあると思います。

おすすめの英単語アプリは今度機会があれば別の記事でまとめようと思いますが、とりあえず、電車通勤時にスマホでゲームするんだったら、英単語アプリで英単語の勉強をした方がいいです。英単語を勉強したいけど、単語帳を持ち歩くのはかさばるし、通勤時は混雑してるから鞄から本を取り出しにくいとか、そういう心配しなくて良いです。


オンライン英会話

日本にいる人は、受講している人も多いのではないでしょうか。オンライン英会話は1日25分〜、受講料数百円単位で、受け始めることができます。朝起きて、出社する前、夜帰ってきて寝る前、25分ぐらい英語のために時間を割いたって、仕事に特に影響でないと思います。講師はネイティブ講師・ノンネイティブ講師も含め、日本人の英語の弱点を把握している人が多く、しかもマンツーマンでレッスンを受けられるのは、かなりポイント高め。

最近では、様々なタイプのオンライン英会話があり、アプリから授業を受けられるものあるようです。こちらも今度機会があれば記事にまとめたいと思います。とりあえず、以前オンライン英会話の基本的なことに関して記事書いてますので、よかったらこちらから覗いてください。


以上、スキマ時間の英語勉強法について話をしました。

それでは今日はこのへんで。

TAKA

社会人留学 〜海外生活2年、今思うこと気づいたこと〜

皆さん、こんにちは。TAKAです。

オーストラリアに留学にきて、2年。

この2年間で色々な経験ができました。自分にとってこの期間はかけがえのないもので、これからの留学期間もそうなると願っています笑。

留学に来る前は死ぬほど悩みました。(詳しくは、こちら!

徐々に世間の考え方も変わっているとは思いますが、日本って、一度社会にでてから(働き始めてから)、仕事を離れて何かをすることに寛容ではないですよね。

だから、自分もめちゃくちゃ怖かったです。この決断をしたときは。

でも、今振り返ってみると、留学に来て本当によかったなって思います。

そして、今は将来職が見つからずに路頭に迷わないことを願うばかりです笑


さて今回は、自分が留学、海外生活をして2年、その中で感じたこと、気づいたことを少しだけ皆さんと共有したいと思います。そして、今留学やワーホリに来ようか迷っている方、社会人・学生問わずに、皆さんの何か参考になればなぁと思います。


社会人留学〜今思うこと4つ〜

その1: 日本は選択肢の一つだということ。

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私は、高校・大学と卒業して、日本の会社に就職して、大きな失敗や挫折もなく、いわゆる一般のレールを歩んできました。社会人を約3年経験して、色々考えてシドニーに留学にきたわけですが、日本以外で生活をしたことで、日本はあくまで選択肢の一つだということを感じました。

それは、日本から離れて違う生活・文化に触れたことはもちろんですが、こちらでたくさんの人と出会って、その人たちの話を聞いて感じたことです。

オーストラリアで生活する日本人はたくさんいます。
他国出身でオーストラリアで生活している人もたくさんいます。
彼らは、オーストラリアを生活する国として選んでるんですよ。

日本は先進国で、経済的にも発展しているので、他の国を生活する場所とする必要すらないのでピンとこないですが、母国を離れて生活している人は世界にたくさんいます。その理由は様々で、一概に話すことはできないと思いますが、自国では職を探すことができない、生活水準が低い、子供に良い教育を受けてもらうためだとか、ただただ自国の生活が嫌いだからという方もいると思います。

でも、日本に日本人として生まれたからといって、一生、日本に住んで生活しなければいけないということはありません。

オーストラリアにオーストラリア人として生まれたからって、オーストラリアに一生住む必要だってない。

もし日本での生活が息苦しい、ストレスがたまる、残業文化に嫌気がさす……..というのであれば、別に国を移動したっていいと思います。私個人的には、将来はやっぱり日本がいいと思っていますが、必ずしも、自分が無理に社会に合わせる必要はない。

だって、日本社会の外にも色んな社会があるんだから。

世界は広い、日本だけじゃない。

日本は選択肢の一つなんですよ。

そう思うと今の何倍も気楽に生きれます。


その2: 年齢は関係ない、というかきにしなくても良い。

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オーストラリアにきて感じたことは年齢をみんな気にしていないということ。もちろんこっちの人に年齢を聞かれることも少なくないけど、言ったところで「へー」っていう反応。日本のように、○○歳だからこうしないとねっていう固定観念が薄い気がする。

例えばの話をすると、特に大学のクラスをみるとそれがわかる。
日本だとほとんど同年代で年齢が高くても23,24歳ぐらいまでの人しかいないけど、オーストラリアだと30、40代の人も普通にいる。これはオーストラリアの就職のスタイルも日本と違うからかもしれないけど、その人たちの話を聞くと、企業に勤めながらとか、自分でビジネスをしつつ、自分のキャリアのためにさらに勉強したいからってことで学校に通っている人がほとんど。そしてそれに対して周りは、特に驚くことはない。

何歳になったら、こうしなきゃいけないとか、
何歳だから、これができないとかはないんですよ。
そんなのは誰かが、社会をコントロールしたいから、都合のいいように作ったことなんだよ。

もちろん、何かをすることに対しての適齢期みたいなものはあると思う。
でもさ、適齢期じゃないからって、やっちゃいけないことってあるの?

皆さんもそんなのは気にしないほうがいいよ。


その3: 英語が自分の世界を広げてくれる。

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英語ってやっぱり素晴らしいと思うんですよね。それは、英語が話せると就職に有利とかそういう理由じゃなくて。

英語は、世界共通語なんですよ。だから英語を習得すれば、英語圏の人たちだけではなくて、世界の日本から遠く離れた国の全く違う文化の中で育った人たちとコミュニケーションが取れる。その人と一緒に仕事したり、遊びに行ったり、飲みに行ったり、共同生活をする。日本で生まれ育った日本人とは、全く違う考え方、価値観を持っている人がたくさんいる。それは新しい発見を与えてくれるし、自分の世界を確実に広げてくれる。

そういう価値観的な世界も広がるし、もちろん単純に機会も広がります。

日本語しかできないとやっぱり日本で生活するしかないと思うんですよ。でも、もし英語ができたら、まぁ世界のどこでもは言い過ぎだけど、日本語しかできない人の何十倍も機会があるんじゃないかなって。

英語は色んな意味で自分の世界を広げてくれる。


その4: 日本はやっぱり素晴らしい国(ということがわかる。)

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ブラック企業、サービス残業、満員電車、高齢化社会、将来の年金問題……..

日本にいると、日本で起こる全てが当たり前すぎて、当たり前におこることに感謝できず、悪い部分ばかりに目がいってしまいますよね。でも、一度日本の外に出ると、日本の当たり前は当たり前ではなくなる。生活、文化、社会の常識、いろいろなことが違って、日本の当たり前が感謝できるようになる。

あ、これって当たり前じゃなかったんだなって気が付かせてくれる。

日本にもたくさん良いところあるじゃん!って。

私が言いたいのは、だからみんな日本を好きになろうって言っているわけじゃないんですよ。どの国にも、いい部分と悪い部分って絶対あるから。完璧な国なんてどこにも存在しないんですよ。完璧な人間がいないのと同じように。

大切なのは、日本を外から見て、何かを考えることじゃないかなって思っていて、そうすることでいい部分も悪い部分も両方見えてくると思うから。何事も比較対象を作って考えることは大切。

そして、その結果、日本が合わなければ他の国で生活することを選べばいいし、やっぱり日本がいいって人は日本に帰ればいい。

でも、やっぱりいい国だよ。日本は。

日本のサービスはハイクオリティーだし、鉄道やバスなどの公共交通機関は世界でもかなりトップレベル。街は綺麗だし、トイレはどこにでもあるし。コンビニやスーパーは朝早くから夜遅くまで開いていて、食料は安くて美味しい。松屋、吉野家なんてもう最高すぎる。

みんなにとっての日本はどうですか。


ということで今日はつらつらと思いの丈を書いてしまいましたが、以上です。

それでは皆さんまた今度。

TAKA

新卒3年で転職・退職 〜石の上にも3年は不要説〜

キャリアコンサルタントのTAKAは、

ある日、新卒入社2年目の転職希望者に対して、こんなアドバイスをしていました。

「新卒入社1、2年で会社を辞めたら経歴に傷がついてしまいますよ!!」

「とりあえず3年勤めてみて、そこから他の会社も見てみたらどうでしょうか!!」

「少なくても1社で3年は勤めた方が履歴書の見え方は良くなりますよ!!」

(今どきこんなアドバイスするやついないか。

いや、当時は、実際は若手層の登録者促進のため、

逆に転職を促してたり、してなかったり。。。。笑)

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私は、日本で働いていたとき、人材紹介会社に勤めていました。

キャリアコンサルタントとして、転職希望者の面談をしているとき、

上記のようなフレーズをよく伝えていました。

ぶちゃけ、転職したければ、どんどん転職すればいいと思ってた。

なぜって、自分自身、別に嫌なら新卒入社した会社で3年も勤めず

辞めればいいと思ってたから。

話をきていく中で、私自身、入社して2年目、3年目だったということもあり、

担当する転職希望者の方も同年代から2、3個上ぐらいの方が多かったです。

その分、共感できる部分も多かった。

話を聞きながら

「いやぁ、いってることわかるわぁー。

いやぁ、私も今退職しようか迷ってて、同じこと考えてましたよ。

こんな会社、明日にでもやめてやろうかと…….

お互い人生つらたんですよね。」

って口には出してませんよ。

ただ心の中では、そんなふうに話を聞いてたのを覚えています。

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さまよえる子羊ちゃんだぜ…….
石の上にも3年!新卒3年以内離職率xx%!3年!3年!

その3年の縛りって何なんでしょうね。なんだよ、3年て、ちょっと黙れ。。ってなります。

まぁ、でも、今思うと、なんだかその3年の理由がわからいないでもないです。

3年ってちょうどいいなぁー。と思うんですよね。

ある程度、会社のこと、仕事のこともわかってきて、1人前で仕事ができる。(でき始める。)

だから、考える人は考え始めてもいい時期なんじゃないかと。

「自分は、この会社でいいのか。」
「やりたいことができるのか。」
「他に可能性はないのか。」
等々

それは至極まっとうなことなのかなと思います。

私も色々考えました。

留学にいく可能性、

このままこの会社で続けていく可能性、

もしくは留学じゃなくても、海外出張と駐在とかができる会社に転職できる可能性。

今まで、いわゆりなレールしか歩んでこなかったから、なかなか踏み出せなかったりもした。

(詳しくはこちらの記事で

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まぁ、どうすればいいかの答えは人それぞれで、

誰かが決まって答えを出してくれるわけではありません。

自分の人生は自分で決めないといけないし、

愚痴愚痴言ってても誰も助けてくれません。

「自分の力で変えていかなくちゃ。」

とは言いつつも、じゃあ世間でよく聞く、新卒3年以内の転職は辞めたほうがいいのか。

本当のところはどうなのか。というのを個人的な経験から綴っていこうと思います。


まずは、結局新卒入社、1、2年で辞めてしまってもいいの?
転職できるのか?

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個人的には、別に新卒1年目で退職してしまってもいいと思いますし、

条件を選ばなければ、転職だってもちろんできます。

前職で面談担当した人は、新卒3年以内でも内定がでて転職した人は何人もしますし、

今は人材不足の売り手市場(2年前と変わってなければ….)、求人はたくさんありますし、

企業としても第2新卒層を求めているところもたくさんあります。

もちろん、内定がでても希望の条件じゃなかったり、

希望の会社じゃなかったりした人もいます。

逆に、内定が出ないどころか書類選考すら通らない人も何人かいました。

結局は人それぞれで、その人次第。その人の能力次第。その人の転職動機次第。

同様に、運もありますね。その人が転職したい就職先にもよると思います。

だから100%「Yes」とは言えないし、100%「No」とは言えない。だけど、

最近では結構若手層は転職しやすくなってきてるんじゃないかなぁーと。


どうして第2新卒でも転職できるのか。

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現状、たくさんの中小企業は人材不足です。特に若手、20代後半〜30代前半の層。

1年に1回新卒採用で定期採用をしている多くの大企業のほとんどと違って、

中小企業の多くは定期採用を行っていません。

そのため、採用をかけるときは、退職者が出たときの欠員補充か、

増員を行う中途採用がメインです。

新卒採用って結構、手間暇かけてるんですよ。

大学生はまだ社会人ではないので、

社会人としてはあたり前のマナーが当たり前ではない人が結構います。

説明会に遅刻してくる人はいるし、面接ぶっちする人はいるし、

そしてきちんと挨拶ができない人はいるし。

自分が就活生として活動していたときは気づきませんでしたが、

自分自身も結構なめてたかもしれません笑。そんなやつはミジンコ以下、つまり俺はミジンコ

だから、挨拶が元気にできるだけでもすごくいい印象が残ります。

説明会の受付をしていたときも、挨拶がハキハキしてた子は、

もう一度名前を確認したりしてました。

(話がそれました。こういう話はまた別の記事で書こうと思います。)

大手企業と違い、中小企業にとっては、毎年いわいる採用活動をして、

入社後に、社会人の基礎から教えて、仕事を教えて1人前にしていく余裕はありません。

ある程度、経験がある即戦力の採用、つまり中途採用が主流となってきます。

ただ、企業側の目線で見ると、今の売り手市場の中で、

その若手層で優秀な人材を確保するのは本当に難しいです。

どこの企業でも採用したいと思っている人材は、競争率が非常に高くなっています。

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売り手市場では、企業側は、採用する側として選ぶ立場にいる一方で、

転職者に選んでもらう立場でもあるからです。


どうしても採用がしたくてもできないとき、企業は採用ターゲットを広くします。

2通りあります。

1つは、年齢層をあげる。

よりプロフェッショナルな即戦力となる人材の採用にシフトする。

30代後半〜40代前半くらいまで。

もう1つは、もちろん年齢層を下げる。

いわゆる、第2新卒採用、ポテンシャル採用にシフトする場合。

この2通りがある中で、企業は後者のより若手にシフトするケースが多いです。

理由は、ある程度経験があって、年齢が高い(40-45歳ぐらい)人材の採用は

企業としてハードルが高いです。

同じ職種でも企業によって仕事のやり方、進め方が微妙に違うことはよくあることです。

転職者が、転職後にそのやり方に馴染めない場合も多々あります。

もしくは、組織の構成を考えたときに上手くフィットしない場合もあります。

例えば、企画部の今いる部長の下に入ってほしいけど、経験的には転職者(応募者)の方が豊富という場合は、(特に欠員補充の採用の場合)、その部長の上につく人材としてその候補者を採用するわけにはいけません。その候補者の人の年齢が、入社後に所属する部署の部長より年齢が上だと、やっぱり誰かは気になりますよね。日本は年齢を気にする文化ですし、組織を大事にする文化です。

そう考えると、ある程度、社会人の基礎を経験している、第2新卒を採用して、

その後研修していくというのが、手間がかかるようで一番手っ取り早い方法です。


こういった背景を考えると、世間一般で言われている

「新卒3年以内」に転職・退職することは十分すぎるほど可能です。

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がんがんいこうぜ!!

最近では、転職自体が一般的になっていますし、

そこまでネガティブになる必要はないと思います。


おまけ……

企業の若手社員はなぜ転職したいと思っているのか。

転職希望者との面談を通して、大きく3つに分かれると思います。

1つは職場環境が悪い系の理由。

上司にパワハラ/セクハラまがいのことをされて、精神的にやばくなっているとか。
平日なのにも関わらず毎日飲み会参加が強制で、休日出社も当たり前、
何度も体調を崩したとか。

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おっさんの武勇伝を聞く飲み会はごめんや!!

そういう身体的なことだったら、主張してそれが変わらなければ、

すぐに辞めた方がいいと思います。

今は、サービス残業、ブラック企業など、世間の関心、また批判は、

今まで以上に大きくなってるんじゃないかなと思うので、転職の際に、

こういった理由でもそこまでネガティブな印象は与えないと個人的には思います。

2つ目は、この会社だと俺のやりたいことができないというやりがい系、
キャリアアップしたい系の理由。
(入社前とのギャップがあった、イメージと違ったとか。)

この理由の場合は、どうしてできないか?の理由(理由付け)が大事になるかと。

例えば、

やりたかった事業部がクローズして、自分が全く興味のない別事業部に配属になった。
そもそも入社前に理解していた事業と実際の事業が違った。
やりたいことはできるがそれができるのは、5年ほど経験を積んでからじゃない
と無理と言われた。
新卒時は、志望業界の会社から内定は出ず、やむ得ず今の業界/会社に就職したが、第二新卒枠で再チャレンジしたい。

これ系統は、転職先の企業からどのように捉えられるかは会社次第なので、

それだったらしょうがないと思われたり、あるいは、この人は忍耐力がないんじゃないか。

うちの会社に入ってのすぐに辞めてしまうんじゃないか。

等ネガティブに捉えられることも多いですし、逆にキャリアアップ系だと、

転職理由の中で一番ポジティブに捉えられる可能性もあるので、王道っちゃ、王道!の理由。

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最後はお給料系の理由。

新卒で入社して、研修が終わってから毎月目標・ノルマは達成しているが、
ボーナスがでない。
給料が1年目と変わらない。
他の会社の同年代と比べて極端に低い。

お金まわりの話も、割とネガティブに捉えられやすいですね。

大事なのは、自分のスキル・能力の相場、「市場価値」を知ることです。

その会社の給与基準が低いのか、

もしくは自分の能力・パフォーマンスが低いから給料が低いケースもあります。

ただ、お金は大事です。


以上、今までの自分の経験から思ったことを綴ってみました。

それでは今日はこのへんで、失礼します。