《おすすめ》英語の発音練習法 〜有名スピーチ/プレゼンを真似しよう〜

こんにちは、TAKAです。

今日は、私が英語の発音・スピーキングの練習をしていた時に、実践していた方法を皆さんにシェアしたいと思います。

それは、有名人のスピーチ/プレゼンの暗唱です。

今回は、どうしてスピーチ/プレゼンの暗唱がおすすめなのか、個人的にどのスピーチ(プレゼン)がおすすめなのかをご紹介します。


どうして有名人のスピーチ(プレゼン)暗唱がおすすめなのか?

英語がクリアでわかりやすい(ことが多い)

スピーチは基本的に、何百〜何千人もの聴衆に向けて行われるため、非常にクリアにわかりやすく英語を話しています。もちろん、既に英語力が中上級以上の方は、海外ドラマや海外ニュースなど早い英語を聞いて、リスニングを鍛えたいという人にとってはクリアすぎることもあるかもしれませんが、まだ英語初心者でこれから頑張りたいという人にとっては、聞き取り易い英語でわかりやすくて、非常に良い教材になると思います。

 


長さもちょうどいい5〜15分程度のものがほとんど。かつ、素材も見つけ易い。

海外ドラマとかニュースって例えばシャドーウィングしたり、暗唱で全てを覚えるのって結構上級者向けだと思うんですよね。話すのが早すぎたり、1話が長いし、ニュースは区切りがわかりにくい。あと字幕はあるけど、スクリプトが見つけられなかったりすると不便だったりします。もう自分の学習法を確立させている人は大丈夫だけど、まだ英語始めたばかりとか、学習法が確立してない人はとっつきにくい。

ただ、スピーチ(プレゼン)は時間がほとんど決まっています。短いものは5分程度のスピーチ(プレゼン)から、長くても15分ぐらいのものがほとんどだと思います。また、スピーチの素材自体も見つけやすいです。YouTubeやTed Talkで検索をすれば、字幕付きの動画がでてきますし、有名なスピーチやプレゼンは、スクリプトがだいたい見つけられますし、超がつくほど有名なものはさらい日本語訳があったりします。スクリプトや動画などの素材があると、発音の練習・確認もしやすいです。


英語の表現が多彩で美しい。内容がタメになることが多い。

プロフェッショナルな人のスピーチ(プレゼン)って、言葉や表現が多彩で美しい(気がしてる)んですよね。まぁだから何が言いかっていうとわかりませんが、それは海外ドラマとか、映画と同じで、あ、こういう表現ができるのかと単純に学べることができるってことです。あとは、まぁある程度著名な方のスピーチ(プレゼン)は、内容も非常にタメになることが多く、その人の教訓だったり、英語の学習に関係なく、タメになります。


暗唱することで、発音とアクセントの改善ができる。スピーキングの表現も増やせる。

英語の勉強をしている人で、例えばリスニングでシャドーウィングをしたり、単語帳で単語の例文を覚えていても、一つのプレゼンを完全に覚えたり、暗唱したりすることってあんまりないと思います。

実際の映像や音声の素材をもとに、一つのスピーチ(プレゼン)を暗唱することで様々な表現に触れることができるのは上記でも述べていますが、それに加え、一つ一つの単語で発音したときとは違う、リダクションやコロケーション(音がくっついたり、無くなったり、変化すること)が自然と学べたり、英語のアクセントを癖ずけたりできます。また完全に全てスクリプトを見ないでも覚えることができれば、普段の英会話の中でも、スピーチ内ででてきた表現を自然と口から出てきたりして、スピーキング力の向上にも繋がると思います。


どうやって暗唱していけばいいの?

これがベストという方法はわかりませんが、私がよくしている方法は、

  1. まずスピーチを全て聞く。(スクリプトなし)
  2. できれば紙でスクリプトを用意して、もう一度聞く。聞き取れなかった部分は、チェックしておく。
  3. スクリプトを元に、意味や発音がわからないところを自分で調べる。発音がわからないところには、スクリプトに発音記号を手書きで書いていく。(←大事)
  4. スクリプトをもとにすらすらと読めるように練習する。(15回前後)わからないところは実際の音声と比べながら確認する。
  5. すらすらと口から出てくるようになったら、携帯か何かで自分のスピーチ・プレゼンを録音して、聞いてみる。(スクリプトはなるべく見ない。)
  6. 自分の録音と、実際の音声を比べて、発音が違うところがないか確認する。
  7. 4 – 6を繰り返していく。

というのを、1-2週間ほどを目安にやっていました。何度も何度も繰り返しているうちに、自分の苦手な発音や、独特なアクセントがわかってきます。あと、自分の英語を録音して、客観的に聞いてみることはとても大事です。最初は、めちゃくちゃ恥ずかしいですが、修行だと思ってやってみてください。


おすすめのスピーチは?

さて、この記事ではいずれも超がつくほど有名なスピーチで、アメリカや英語圏で一般教養と知っていても良いのではないかというスピーチを4つ紹介します。

スティーブジョブス (Steve Jobs / Stanford University Commencement Adress / 2005)


ジョン・F・ケネディー (John. F. Kennedy / Inaugural Address / 1961)


バラク・オバマ (Barack Obama / Victory Speech / 2008)


マーティンルーサーキング (Martin Luther King Jr. / I Have a Dream / 1963)


もちろん有名なTED Talksで好きなスピーチ(プレゼン)を探してみてもOK!

https://www.ted.com/talks

TEDTalksは、ネットを通じて行なわれている動画の無料配信プロジェクトのこと。TEDTalksは2006年にスタートし、TEDの名を広い範囲の人々に知らしめる役を果たしている。TEDTalksでは、TEDカンファレンス、TEDグローバル、TEDプライズ、TEDxの講演の中から、キュレーションされた動画を公開しており、2015年6月時点で2000本を超える動画が公開されている。

Wekipedia 「TED (カンフェレンス)」ページより

 TED Talksのウェブページにはスクリプト・字幕を含めたスピーチ・プレゼン動画がたくさんあります。英語学習者は是非知っておいてほしいWebサイトのひとつです。


以上、私が昔やっていた発音の練習方法を紹介してみました。

もちろんこれがめっちゃ効果的で全て正しいという風には思いませんが、ある程度、改善はあったんじゃないかなーと個人的には思うので、皆さんももし時間があれば試してみてください。

それでは今日はこの辺で。

TAKA

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