ホームステイ成功へのTips〜心得は?注意点は?お土産は?〜

こんにちは。TAKAです。

今日はホームステイに関しての豆知識を書いていきます。

私は、以前1年ちょっと、旅行・留学代理店に勤めていました。その時に、ホストファミリー手配したり、実際ホームステイしている生徒さんと話をする中で、事前に知っておいた方が良いなぁということをこの記事で共有していこうと思います。(留学・ワーホリの最初にホームステイをするべきかどうかはまた今度機会があったら記事にまとめようと思います。)

と、その前に皆さんが疑問に思っていること。

ホームステイに当たりハズレはあるの?

という疑問があるかと思います。

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…………………..いや、そりゃもちろんあるんですよね。

ただ個人的には、これはホストの当たりハズレではなくて、ホストファミリーとの相性の問題だと思っているんですよね。人によってはその家庭はあたりにもなるし、違う人によってはハズレにもなる。

例えば生徒さんの中でも、ワーホリで来てる人は自分で色々出かけたい人や夜は語学学校の友達と飲みに行きたい人もいる、ただ中には学校の友達よりもホストファミリーと親密にコミュニケーションをとりたい人もいるだろうし。

そしてホストでもすごい放任主義のところと、すごい優しく自分の子供のように世話をしてくれるところもある。部屋が空いてるからってだけでホストファミリーをしている家庭もあれば、自分の子供に異文化に触れさせたいってことで受け入れしているところもある。

あと、ビジネス(で受け入れをしている)ファミリーは悪いっていう話を聞くことがありますが、がっつりビジネスホストをしているところはむしろめちゃくちゃ丁寧で良いファミリーが多い印象があります。そっちの方が生徒の評判が良くて、エージェントの評判が良くなり、どんどん生徒を送ってくれるから。微妙なのは、部屋がただ空いているからってだけでホスト受け入れしているところ。まぁ、ビジネスの一種っちゃ一種ですが。

ということで前置きはこのぐらいにしておいて、これからホームステイ成功のためのTipsをシェアしたいと思います。


<オーストラリアは多国籍、ファミリーも様々なバックグランドがあります>

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オーストラリアもアメリカ、カナダなどと比べても世界屈指の多国籍国家です。オーストラリア、特にシドニーやメルボルンなどの都市部に来たことがある方はわかると思いますが、本当に様々な人種の人々が暮らしています。移民が多いことはもちろんですが、留学生や観光客も多いので、私もシドニーに到着した当初は、その多種多様な人が住む街を見て驚いたのを覚えています。

なので、ホストファミリーのバックグラウンドも非常に様々なことは当然です。

時々、“ちょっと思っていたホストファミリーと違った”と言う生徒さんもいましたが、話をきいてみると、白人ファミリーで小さい子供がいて、ペットに犬を飼っていて、家が広くて、プールがあって………etcみたいなテレビの中の世界のファミリー生活を思い描いていた的なことを話していて、、、、星になれや!キラリ。まぁ、もちろんそういうホストもいますが、特にオーストラリアでは実際は移民のファミリーだったり、ホストマザーとファザーがオーストラリア人でもその親が他の国の移民だったりするわけで、繰り返すようですが多民族です。

だから自分のイメージと違ったとかそういうことももちろんあると思います。

これは、成功へのTipsというよりは、知っておくべき前提条件という感じです。


<早寝早起きの生活習慣>

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これはあくまでそれぞれの家庭によりますが、オーストラリアでは早寝早起きが一般的です。特に小さな子供がいる家庭は、8時頃には寝室に入って、寝ないにしてもゆっくりと家族で一緒に過ごす、そして朝は5,6時には起きて動き出すという家庭が多い印象を受けます。

特に、日本で大学生の方は、朝はゆっくりで夜はアルバイトや飲み会などで遅くまで起きているという生活スタイルをとっている場合が多いと思うので、到着してホームステイを始めたばかりのころは、その違いになれなかったりすると思うのですが、1週間もすればその生活に段々と慣れてくると思います。私が話した生徒さんも最初はきつかったけど、慣れてくると楽だし健康的な生活が送れていて良いですと話していました。


<水は大切にしましょう。シャワーは10分以内。湯船には入りません。>

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オーストラリアは、水不足に悩まされている国の一つです。降水量が少なく、内陸には砂漠や高原地帯が広がっているため、その水不足は深刻です。そのため、オーストラリア人の水の利用に対する意識はとても高いです。

そこでホームステイをする皆さんが気にしなくてはいけないのは、水の利用、特にシャワーの時間です。オーストラリアでは、日本のように湯船をためて浸かるということはしませんし、何十分もお風呂に入るという文化はありません!特に女性の皆さんは大変だと思いますが、日本のように長くお風呂に入ることはおすすめしません。最初にハウスルールとして言われるかもしれませんが、シャワーはできるだけ10分以内で済ませるようにしましょう。何も言われなくても、長くシャワーを浴びていたらホストファミリーは気にして何か言ってくるかもしれません。

これも異文化体験と思って、なるべく水の利用、シャワーの時間には気をつけて下さい。


<インターネットは遅く、料金も高い!Wi-Fi利用は気を使って!>

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オーストラリアって先進国ではあると思うんですが、インターネットが遅いんですよね。しかも高い。まぁ普通に携帯とかYouTube見る分には問題ありませんが、時々通信が遅くなったり、雨や風が強くとWi-Fiが弱くなる(気がしてる。気のせい笑)という感じで、Wi-Fi環境は整ってますが、日本ほど良くないという印象です。

ここ数年で使い放題の定額制のプランも豊富に出てきたみたいですが、オーストラリアでは使った分だけチャージされるというのが一般的なようです。また、年配のご夫婦のホストだとWi-Fi自体を家で契約していないという家庭もあります。私たちの世代では考えられませんね笑

家庭によって、契約プランが違ったりするので、Wi-Fiを利用する場合は、利用しても良いかを確認することをお勧めします。別途週単位で支払いを求められることもありますので、注意です。だいたいは、事前に手配してくれたエージェントから送られてくる資料に記載があると思いますが、Wi-Fiめちゃくちゃ使いまくりたいけど、Wi-Fiない場合は事前にポケットWi-Fiを手配しておいた方がベターですね。


<お土産は日本のお菓子が無難??>

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ホームステイをする方の多くは、ホストファミリーへのお土産を日本から買ってくると思うのですが、これ結構悩みどころですよね。

私も働いている当初、出発前の生徒さんからどんなのが良いかと問合せを受けたことがあります。みなさん、ホストファミリーに喜んでもらえるように、色々と考えてくださるようなのですが、

ぶっちゃけ日本のお菓子が一番無難で、喜ばれます。

ホストファミリーと手配する上で、生徒の状況や何か問題がないか確認のためやりとりをしますが、生徒さんがお菓子を買ってきてくれて子供が喜んでたとか、おいしかったとかたまに聞きました。結局、無難が一番なんですよね。

皆さんに知っておいてほしいのは、これからホームステイをするファミリーは決して皆さんが初めての受け入れ生徒さんではないということです。大体の家庭はこれまでに日本人だけではなく、たくさんの留学生を受け入れている家庭なことがほとんどだと思います。特に、日本人は“お土産”の文化があるので、ほとんどの生徒さんが何かしら日本でお土産を購入してもってきます。なので、結構もっているんですよね、日本のもの笑。

例えば、手ぬぐいとか、ダルマとか、招き猫とか、お箸は10膳以上もっているファミリーのいたりいなかったり。お箸とか実用的で、かつ日本っぽいのでお土産として買ってくる人多いみたいですが、さすがに何膳もあったら溜まっちゃうようです。

あとは、日本らしいものにあまりこだわらずに、例えば日本の絵が入った、マグカップやお皿は、こちらでも日常的に使うのでいいんじゃないかと思っています。

私がいいなぁと思ったのは、日本でお皿と味噌椀、それとお好み焼きと味噌汁のもとを買ってきて、こちらに来たあと、ホストと一緒に料理を作って、そのお皿に盛り付けてあげたという生徒さんでした。日本の文化だし、一緒に作ることでホストと交流もできるし、お皿も買っていくことでホストも思い出として形を残すことができるので、賢いなぁと思いました。

まぁ、基本的に気持ちさえこもっていれば何でも喜んでくれるとは思います。


<18歳以上は成人、大人として扱われます>

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オーストラリアでは18歳以上は成人です。大人として扱われることになります。

私が個人的に感じているのは、日本だと20歳以上が成人ですが、成人していてもまだ大学生だったりすると、完全に大人として扱われない感じがありませんか?“大人”というより“大学生”というふうに分類されると思います。

それに比べて、オーストラリアでは、”18歳以上=1人のしっかりした大人”という考えがより強いと思います。何をするにも、自分の行動の責任は自分でもたなければいけません。もちろん家族のつながりは強いですけどね。

だから、もし皆さんが18歳以上でホームステイをする場合は、もちろんホストは皆さんのことを気にかけてくれるとは思いますが、何から何まで世話をしてくれて、週末も皆さんをずっと気にかけてくれて一緒に出かけたりしてくれることはありません。でもそれは皆さんのことをほっておいているのではなく、1人の大人として尊重・尊敬してくれているんですよ。

もちろん皆さんがどこに行きたいとか、観光だったらどこに行けばいい?とか質問すれば優しく応えてくれると思います。


<怖いのは向こうも一緒。積極的に話していきましょう!>

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皆さんはホームステイの初日、ホストと会う時、すごく緊張しますよね。

事前にホストファミリーの家族構成などの情報は資料としてもらっているとは思いますが、実際はどんな人なのか?うまくやっていてるか?そもそも英語でコミュニケーションとれるか?とか色々な不安があると思います。ちょっと怖いですよね。

でもそれはホストファミリーも一緒なんですよ。前述の通り、皆さんが滞在する家庭は留学生の受け入れ経験が豊富がファミリーが多いとは思いますが、ホストファミリー側も事前に情報をもらっているからといって、初めての人を自分の家に住まわせるって怖いと思いませんか?

そうなんですよ、怖いのは皆さんだけではないんですよ。

だから、皆さん英語が不安でも積極的に話していきましょう。自分のことを伝えましょう。ホストファミリーが知りたいのは、皆さんの英語力ではありません。皆さん自身のことです。話そうとすれば耳を傾けてくれます。理解しようとしてくれます。

なるべく家にいる時間は、リビングにいて一緒にいれる時間を増やしてみましょう!


<曖昧な返事はNG。YES/NOははっきりと。わからなかったらわかるまで聞く>

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これはよく言われることですが、日本人はYes/Noをはっきりと伝えることをしないですよね。それは日本だと、状況によっては、直接的に物事を伝えることは無礼とらわれてしまうからだと思います。その文化はとても素晴らしいですよね。

ただ、オーストラリアを含む英語圏の国では、物事のYes/Noははっきりと伝えましょう。自分の意見もちゃんと伝えなければいけません。相手が“空気を読む”、“気持ちを汲み取る”ということはしてくれません。

YesならYes。NoならNoです。

日本人とはコミュニケーションのスタイルが少し違うのに加えて、英語力の不安からあまり積極的に自分の意見が言えないこともあるかと思いますが、ホストファミリーに何か聞かれたら、曖昧な返事はせずに、返事ははっきりとしましょう。


以上、ホームステイ成功へのTipsを共有させて頂きました!

それでは今日はこの辺で。

TAKA

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