社会人留学 〜海外生活2年、今思うこと気づいたこと〜

皆さん、こんにちは。TAKAです。

オーストラリアに留学にきて、2年。

この2年間で色々な経験ができました。自分にとってこの期間はかけがえのないもので、これからの留学期間もそうなると願っています笑。

留学に来る前は死ぬほど悩みました。(詳しくは、こちら!

徐々に世間の考え方も変わっているとは思いますが、日本って、一度社会にでてから(働き始めてから)、仕事を離れて何かをすることに寛容ではないですよね。

だから、自分もめちゃくちゃ怖かったです。この決断をしたときは。

でも、今振り返ってみると、留学に来て本当によかったなって思います。

そして、今は将来職が見つからずに路頭に迷わないことを願うばかりです笑


さて今回は、自分が留学、海外生活をして2年、その中で感じたこと、気づいたことを少しだけ皆さんと共有したいと思います。そして、今留学やワーホリに来ようか迷っている方、社会人・学生問わずに、皆さんの何か参考になればなぁと思います。


社会人留学〜今思うこと4つ〜

その1: 日本は選択肢の一つだということ。

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私は、高校・大学と卒業して、日本の会社に就職して、大きな失敗や挫折もなく、いわゆる一般のレールを歩んできました。社会人を約3年経験して、色々考えてシドニーに留学にきたわけですが、日本以外で生活をしたことで、日本はあくまで選択肢の一つだということを感じました。

それは、日本から離れて違う生活・文化に触れたことはもちろんですが、こちらでたくさんの人と出会って、その人たちの話を聞いて感じたことです。

オーストラリアで生活する日本人はたくさんいます。
他国出身でオーストラリアで生活している人もたくさんいます。
彼らは、オーストラリアを生活する国として選んでるんですよ。

日本は先進国で、経済的にも発展しているので、他の国を生活する場所とする必要すらないのでピンとこないですが、母国を離れて生活している人は世界にたくさんいます。その理由は様々で、一概に話すことはできないと思いますが、自国では職を探すことができない、生活水準が低い、子供に良い教育を受けてもらうためだとか、ただただ自国の生活が嫌いだからという方もいると思います。

でも、日本に日本人として生まれたからといって、一生、日本に住んで生活しなければいけないということはありません。

オーストラリアにオーストラリア人として生まれたからって、オーストラリアに一生住む必要だってない。

もし日本での生活が息苦しい、ストレスがたまる、残業文化に嫌気がさす……..というのであれば、別に国を移動したっていいと思います。私個人的には、将来はやっぱり日本がいいと思っていますが、必ずしも、自分が無理に社会に合わせる必要はない。

だって、日本社会の外にも色んな社会があるんだから。

世界は広い、日本だけじゃない。

日本は選択肢の一つなんですよ。

そう思うと今の何倍も気楽に生きれます。


その2: 年齢は関係ない、というかきにしなくても良い。

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オーストラリアにきて感じたことは年齢をみんな気にしていないということ。もちろんこっちの人に年齢を聞かれることも少なくないけど、言ったところで「へー」っていう反応。日本のように、○○歳だからこうしないとねっていう固定観念が薄い気がする。

例えばの話をすると、特に大学のクラスをみるとそれがわかる。
日本だとほとんど同年代で年齢が高くても23,24歳ぐらいまでの人しかいないけど、オーストラリアだと30、40代の人も普通にいる。これはオーストラリアの就職のスタイルも日本と違うからかもしれないけど、その人たちの話を聞くと、企業に勤めながらとか、自分でビジネスをしつつ、自分のキャリアのためにさらに勉強したいからってことで学校に通っている人がほとんど。そしてそれに対して周りは、特に驚くことはない。

何歳になったら、こうしなきゃいけないとか、
何歳だから、これができないとかはないんですよ。
そんなのは誰かが、社会をコントロールしたいから、都合のいいように作ったことなんだよ。

もちろん、何かをすることに対しての適齢期みたいなものはあると思う。
でもさ、適齢期じゃないからって、やっちゃいけないことってあるの?

皆さんもそんなのは気にしないほうがいいよ。


その3: 英語が自分の世界を広げてくれる。

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英語ってやっぱり素晴らしいと思うんですよね。それは、英語が話せると就職に有利とかそういう理由じゃなくて。

英語は、世界共通語なんですよ。だから英語を習得すれば、英語圏の人たちだけではなくて、世界の日本から遠く離れた国の全く違う文化の中で育った人たちとコミュニケーションが取れる。その人と一緒に仕事したり、遊びに行ったり、飲みに行ったり、共同生活をする。日本で生まれ育った日本人とは、全く違う考え方、価値観を持っている人がたくさんいる。それは新しい発見を与えてくれるし、自分の世界を確実に広げてくれる。

そういう価値観的な世界も広がるし、もちろん単純に機会も広がります。

日本語しかできないとやっぱり日本で生活するしかないと思うんですよ。でも、もし英語ができたら、まぁ世界のどこでもは言い過ぎだけど、日本語しかできない人の何十倍も機会があるんじゃないかなって。

英語は色んな意味で自分の世界を広げてくれる。


その4: 日本はやっぱり素晴らしい国(ということがわかる。)

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ブラック企業、サービス残業、満員電車、高齢化社会、将来の年金問題……..

日本にいると、日本で起こる全てが当たり前すぎて、当たり前におこることに感謝できず、悪い部分ばかりに目がいってしまいますよね。でも、一度日本の外に出ると、日本の当たり前は当たり前ではなくなる。生活、文化、社会の常識、いろいろなことが違って、日本の当たり前が感謝できるようになる。

あ、これって当たり前じゃなかったんだなって気が付かせてくれる。

日本にもたくさん良いところあるじゃん!って。

私が言いたいのは、だからみんな日本を好きになろうって言っているわけじゃないんですよ。どの国にも、いい部分と悪い部分って絶対あるから。完璧な国なんてどこにも存在しないんですよ。完璧な人間がいないのと同じように。

大切なのは、日本を外から見て、何かを考えることじゃないかなって思っていて、そうすることでいい部分も悪い部分も両方見えてくると思うから。何事も比較対象を作って考えることは大切。

そして、その結果、日本が合わなければ他の国で生活することを選べばいいし、やっぱり日本がいいって人は日本に帰ればいい。

でも、やっぱりいい国だよ。日本は。

日本のサービスはハイクオリティーだし、鉄道やバスなどの公共交通機関は世界でもかなりトップレベル。街は綺麗だし、トイレはどこにでもあるし。コンビニやスーパーは朝早くから夜遅くまで開いていて、食料は安くて美味しい。松屋、吉野家なんてもう最高すぎる。

みんなにとっての日本はどうですか。


ということで今日はつらつらと思いの丈を書いてしまいましたが、以上です。

それでは皆さんまた今度。

TAKA

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