オーストラリアでアルバイト〜実際どうなのお仕事事情〜

こんにちは、TAKAです。

今回は、私のオーストラリアでのアルバイトの事情を、経験談をもとに共有させていただきたいと思います。

留学のきっかけの記事で軽く触れましたが、オーストラリアでは学生Visaで留学にきてる学生も週20時間までであれば就労することが可能です。ホリデー中であれば時間無制限、つまりは社畜として、働くことができるので、学費や生活費の足しにすることができます。

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私は、留学にきてから今まで3つのアルバイトを経験しました。

それぞれ実際にどうだったのか?
時給等の条件面は?
働き方は?
どうやってみつけたの?

等々の気になるところを共有したいと思います。


まずはオーストラリア(シドニー)でのアルバイト・仕事全般について軽く説明します!!

オーストラリアの最低賃金はAU$18.29- (パートタイム/2018年2月現在)ととても高いです。これは他の国を見てもトップクラスの水準です。為替にもよりますが、日本円で1450〜1650円ぐらいになるかと思います。これちなみに最低ですよ?東京の最低賃金っていくらか知ってますか。958円ですよ。そう考えるとめちゃめちゃよくないですか。

でも、物価も高いんですよね?

と言っても、中国系のマーケットや、スーパーの割引品など、工夫をすれば、生活費はいくらでも抑えることは可能です。

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ただ、他のオーストラリアにワーホリや留学中の方のブログでも目にしたことがあるかと思いますが、上記の最低賃金を守っておらずに、給料手渡し(キャッシュハンド、キャッシュインハンド、キャッシュジョブ等と呼ばれる)で、最低賃金以下のお給料でスタッフを雇用している違法な職場もあります。最近は昔と比べると、最低賃金を守ってる日本食レストランも多いようですが、まだ会社が大きい規模でないと、違法ジョブというイメージです。

日本食レストランの仕事は、結構な確率で違法です。つまり、お給料は最低賃金以下。

だいたい時給13〜16ドルぐらいのところが多いんじゃないかなぁ〜と思います。


「いやいや、ちょっと待ってくださいよ。普通に違法やん。そんなことしちゃだめやろ。せっかく賃金高いオーストラリア、しかも生活費も高いんだから、そんなところで働きたくないやん。てか、むしろ働く人いるの?」

と思うかもしれないですが、

「はい、いるんです。」

むしろそういう環境で働いている日本人の方が多いんじゃないかとも思います。ワーホリで来てる方とかは、特に。まぁ、色々意見があると思いますが、個人的そういった環境(最低賃金以下のジャパレス)で働くことのメリットとデメリットをまとめます。


日本食レストランで働くメリットとデメリット

<メリット>

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すぐ仕事が見つかる。

時給の低い日本食レストラン(以下、ジャパレス)はいつも求人の募集をしていると言っても過言ではないくらい人手がいません。人手がいない理由は様々だと思いますが、まず時給が低いというのはそもそも大前提ですが、ジャパレスは、スタッフをワーキングホリデーに来ている日本人でまわしていることが多く、ワーホリでくる方は、期間が1年(もしくは2年)で旅行や都市移動をする方も多いです。長くてもだいたい3〜6ヶ月ぐらいなので、常に人は入れ替わり立ち代りです。そのため、場所を選ばなければ1日で見つかります。むしろ、1時間ぐらいレジュメ配ってれば、絶対見つかります。

英語が苦手でも大丈夫。

言わずもがなです。ジャパレスですので、スタッフはほとんど日本人の可能性が高いです。ディッシュウォッシャーやキッチハンド等のポジションはもちろんですが、ホールスタッフだって、最低限の英語が理解できれば問題ないです。ぶっちゃけ、オーダーを取るレベルの英語力だったら、語学学校に2,3ヶ月通っていれば問題ないです。

タックスが引かれない。

学生ビザで来ている方は、ある程度(AU$18,200-)までは居住者と同様に税金(所得税)が引かれませんが、ワーホリビザで来ている方は、$1でも収入があると税金が15%も引かれてしまいます。なので、最低賃金を遵守していて、お給料が銀行振込みの職場(税金をちゃんと国に払っている職場)だと、例え、時給が$18.20-だとしても、実際に手元に入るのは、$15〜16(時給につき)ぐらいになってしまいます。だったら、例えばキャッシュジョブで、そのぐらいの時給のジャパレスを見つけられれば、収入面では、特に劣らずに、しかも簡単に仕事を見つけることができます。

日本人の友達ができる。

私はこれ結構大事だと思ってます。留学中は日本人とはなるべく関わりたくないと考えている人多いですが、私はそうは思いません。やっぱり何かあったときに日本人の知り合いがいると安心だと思います。(留学中の日本人との関わりについてはまた別の機会に書こうと思います。)

いくらでも働ける。

学生ビザ、ワーホリビザもそれぞれ働く上での制限があります。学生ビザは、学校のターム中は週20時間という時間の制限があります。ワーホリビザは、基本無制限で働けますが、1つの職場で6ヶ月までという期間の制限があります。(一部条件により例外あり。)ただ、上記はいずれも違法ジョブのジャパレスであれば関係ありません。学生だけど、学費のために週20時間以上働きたいとか、ワーホリでも、ずっと同じ場所で働き続けたいという方には、むしろ持ってこいの仕事ですよね。


<デメリット>

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時給が低い。

とはいえ時給は低いです。もう一度言いますが、だって上記の$18.20-って最低賃金ですからね!最低。だから時給$22〜$25ぐらいの職場はざらにあります。せっかく高賃金の国に来ているのですから、その恩恵は受けなきゃ、損やで!

英語力が伸びない。

メリットで英語力がなくても大丈夫と書きましたが、それは裏返すと英語力が伸びないとも言えます。私も最初はジャパレスで働いていて、従業員はほぼ日本人でしたが、お客さんはほとんど日本人以外だし、「そんなことない、ジャパレスでも英語力は伸びる!」と思っていました。ただ、実際にローカルのレストランで働き始めて気付いたのですが、英語を使う機会のレベルが違います。だって、100%英語なんですよ。英語使わなきゃコミュニケーションとれないんですよ。全然違います。そしてもう一度言います。ぶっちゃけオーダーとる程度の英語力なんてたいしたことないです!聞き取れなければ最悪、メニューを指差してくれます。

シェフ(キッチンスタッフ)は、超日本的な人が多め。

ジャパレスでは、たぶん日本で料理人として働いてきた方が多いので、何というか伝統を重視するというか、職人の環境で働いてきた人特有のお硬めな人が多いです。縦社会というか職人気質っていうんですかね。だから、基本的に(お客さんの要望でも)融通は利かないですし、ホールスタッフは誰でもできるだろと見下しているのかなぁという態度をとられることもあるし、私も時々バチバチしていました。私も日本でも飲食で働いた経験があるので、お客さんの要望に応えられないこともありますし、忙しいときに言い方がきつくなったり、野次飛ばされたりということもあるし、ミスがあれば怒られるのは当然だとは理解しています。ただ、少なくともお互いがお互いの仕事をリスペクトする必要はあると思います。今のローカルの職場でも、ものすごく忙しいときにはホールとキッチン、ホールスタッフ・キッチンスタッフ同士でも然り、お互い物言いがきつくなることはあっても、仕事が終わったら、お互いに一声かけたり、コミュニケーションをしている場面をよく見かけます。ホールがミスしたときは声を荒立てて怒るのに、キッチンがミスしたときは、何事もなかったかのようにスルーするみたいな小学生のようなことがあるときは、いやオーストラリアに来てまでもこういうことでイライラしたくないなぁと何度も思っていました。まぁ、もちろん全ての人ではないですし、すごく尊敬できる人もたくさんいました。しかも、私も1箇所でしか働いたことがないので、他のジャパレスの環境がどういうものかもわかりませんが、ジャパレスで働いている他の友達とかから聞く話でも、結構そういう職場は多いのかなぁと思っています。

そこは外人がよく来る日本(例えば六本木とか)のレストランと変わらない。

結論、オーストラリア(シドニー)のジャパレスで働くとは、こういうことかと笑。もちろん、場所によっては多国籍で英語が職場でのコミュニケーションという場所もあるかと思いますが、一般的にはこのように言ってしまって間違ってないかと思います。


さて、続いて私が今まで経験したアルバイト3箇所、それぞれの場所での経験を共有したいと思います。

今まで経験したアルバイト3つ

①ローカルレストラン(ホールスタッフ→バーテンダー見習い) ※現職場

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時給:22.5ドル→26ドル *週末は時給30ドル、祝日は時給50ドル
(TAXが引かれます。)
チップ:月250〜400ドル
場所:シティから電車で約45分
従業員:90%オーストラリア人 / 10%ヨーロピアン系、中東系、アジア1人(俺)
客層:80%オーストラリア人/20%中東系、ヨーロピアン系、アジア系
見つけた方法:インターネット(Gumtree)で応募。

今の職場です。TAXは引かれますが、収入面は文句ありません。週末は時給があがり、祝日はダブルペイ。しかもチップが結構もらえます。そして、カジュアルの仕事ですが、シフトも毎週学生ビザで働ける制限の週20時間まで入れます。この仕事は、こちらの情報サイト(Gumtree)を通して、レジュメを送り、返信があり、そこから面接→トライアル→採用決定という流れでした。応募してから採用決定までは、約1週間ぐらいだったと思います。

場所は、シティの中心部から電車で約45分で少し遠いですが、私の住んで居るところの近くだったので(家から10分)、個人的には問題ありませんでした。シティから離れていることもあり、客層はほとんどがオージーで、スタッフはじめ、街を歩いてもほぼローカルの人(オージー)です。

最初は、ホールスタッフで応募して採用されましたが、ひょんなことからレストラン内にあるバーのバーテンダーの見習いになってしまいました笑。(今度このことは記事書こうと思います。)カクテルの作り方、コーヒーマシンの使い方等、覚えることはめちゃめちゃ多いし、とりあえず全部英語だしで、正直めちゃめちゃつらいと思うことはあります。英語のリスニングはそこそこ大丈夫なつもりでしたが、なにせ聞き慣れないお酒の名前が多くて、「$$$$$$を15ml,%%%%%%を15ml,#####を30mlを混ぜて、氷と一緒にシェイクして」というのを忙しいときに言われたときは、数字と聞きなれないお酒の名前の羅列で、全く頭に入ってこず、お手上げ状況でした泣とは言っても、まわりのスタッフはとても面白くていい人が多くて、大変なことがある反面、ものすごく楽しいです。

英語に関しても、ほぼネイティブスピーカーなので、英語漬けです。良いことではありますが、でもまわりがほとんど英語が母国語の人だからこそ、英語面で落ち込むことは毎日です。言いたいことは伝えられますが、「もっと英語力があれば、ああやってもっと冗談言い合えるのかな。」「もっと英語力があれば、より仲良くなれる気がするな。」「なんで自分は、できないんだよ。」と、働くごとに自分のネガティブな気持ちを押さえ込むことができません。私は根明ぶってる、根暗なので笑。ただ、そんな感情が同時に英語をまだまだ勉強しなきゃというモチベーションになります。

②日本食レストラン(ホールスタッフ)

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時給:15ドル→19ドル
(TAXが引かれません。)
チップ:月50〜100ドル
場所:シティ中心部
従業員:95%日本人  / 5%その他
客層:40%日本人 / 40%アジア系(韓国人/中国人) / 20%オーストラリア人、ヨーロピアン系
見つけた方法:インターネット(jams.tv)で応募。

シドニーに到着して、最初に始めた仕事です。到着した当初はお金がなかったわけではありませんが、とりあえず早く仕事を見つけたかったので、迷うことなくジャパレスを探しをしました。あとは単純に日本人の友達がほしかったということもありましよね笑。日系の情報サイト(jams.tv)で履歴書を送って、翌日に面接の連絡があり、その日中に面接にいって、その場で採用決定。ジャパレスの職探しは、どこでもだいたいこんな感じのスピードで決まると思います。お給料は手渡しの、いわゆるキャッシュインハンドでしたが、約1年半ほど働いて、辞めるときは時給19ドルとなっていて、TAXを払わないので、他のジャパレスと比べても収入面では良い方でした。チップのその月々で違いますが、いいときには100ドルもらえて、当時は満足していました。ただ、今のローカルで働き始めてチップのよさに驚愕。最初は、こちらの仕事もシフトを減らして続けようと思っていましたが、色んなことを比べた結果、続けていく理由がみつからなかったので、結局辞めました。

基本的に、スタッフは日本人で、キッチンスタッフに何人か、ベトナム人とかバックグラウンドが韓国のオージーとか日本語話すブラジル人とかいましたが、コミュニケーションは9割9分が日本語です。なので、コミュニケーションで困ることは特にありません。先ほども触れましたが、ジャパンレスのホールスタッフで使う英語なんてたかがしれています。オーダーは最悪メニューを指差してもらえばわかりますし、向こうのこちらの英語が完璧ではないと理解しているので、わからなければゆっくり話してくれます。(今の職場はわかって当然という雰囲気があったりなかったり….)ジャパレスでシティの中心にあるということもあり、客層も日本人とアジア人が多めです。

デメリットでも触れた、日本的環境で嫌になることもありますが、正直、みんな日本人で、シドニー(海外)生活の悩みも一緒で共有できることも多いので、すぐ仲良くなれます。それでいてお客さんと英語で話す機会もなる程度あるので、楽しいです。仕事の後、飲みに行ったり、休みの日にBBQに行ったり、最初は普通に満足していましたが、働いて1年ぐらい経ったときに、なんか自分、ぬるま湯に浸かってんなぁ。このままじゃぬるま湯ガエルになるかなぁ。と感じ始めました。もちろん、それぞれの留学・ワーホリにくる理由は様々で、働く理由も様々なので、ジャパレスで働くことが悪いことなんで全く思わないですし、むしろ時間が許せば、働き続けたかったなと思っていました。今での働いていた友達とはご飯に行ったり、週末出かけたりもします。ただ、個人的にもう少し英語力も伸ばしたかったし、せっかく留学にきてるから、オーストラリアの職場で働きたいと思って最終的辞めました。

③日系オフィス事務(アシスタント)

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時給:18ドル→23ドル
(TAXが引かれます。)
場所:シティ中心部
従業員:100%日本人
客層:80%日本人 10%アジア系(韓国人/中国人) 10%オーストラリア人/ヨーロピアン系
見つけた方法:インターネット(jams.tv)で応募。

最後は日系のオフィス事務の仕事です。メインは旅行業で、日本の学生の長期休み期間(夏休みと春休み)には、留学業として、ホームステイや学校の手配をしているという会社でした。もともと、留学に来る前から、アルバイトするとしたら、飲食業じゃなくて、オフィスで働きたいなぁ〜。と漠然とですが思っていました。(まぁ、結局飲食業で働いてるんですけどね笑)。こちらの仕事も日系情報サイト(jams.tv)で見つけて応募しまいした。運良く、会社側との要件(オフィスでの社会人経験、英語スキル、Visaの条件等)と自分の経験・状況があって、運良く採用されました。いやぁ、この採用は本当に運が良かったです。収入面は、最初は最低賃金からスタートして、様々な業務を覚えていくにつれて上がっていきました。ぶっちゃけ、オフィスの仕事に関しては、将来この経験がある程度プラスに働くと思っていたので、あまり収入は気にしていませんでした。仕事内容は、事務アシスタントなので、社員の方の指示に従って、ホテルや航空会社、ツアー会社、またはホストファミリーに連絡をとる調整業務と書類作成業務がメインです。もちろん掃除やおつかい等の雑務など必要なことは何でもやります。スタッフは全員日本人で、社内でのコミュニケーションは100%日本語でした。旅行業としてのお客さんも日本人の割合が大きいですが、ツアーやチケット、ホテルの手配先の会社はもちろん英語でやりとりしますし、留学業では、ホストファミリーや学校と英語でやりとりするので、電話やEメールで使うビジネス英語というのにだいぶ慣れました。もちろん英語の勉強は頑張っていましたが、以前は英語での電話にはとても抵抗がありました。このオフィスでの仕事のおかげで、英語の電話することへの抵抗が全くなくなりました。学業との両立と他の仕事との兼ね合いもあって、この仕事も辞めてしまいましたが、ただ単に収入面以外にも学ぶことがとても多かったです。


以上、私が経験したオーストラリアでのアルバイトの経験を共有させてもらいました。

長くなってしまったので、仕事の探し方、探すときのポイントはまた次の機会でまとめようと思います。それでは、今日はこの辺で。