こんにちは、TAKAです。。
私は、今まで2つの国で語学留学を経験しました。
学生時代にアメリカで6ヶ月留学して、
会社を退職してシドニーに来る前に、フィリピンで3ヶ月留学をしました。
留学を検討中の人にとっては、どこに留学をするかというのは、最大の悩みだと思います。
やはり検討するときに、行き先はアメリカやイギリスなどの欧米諸国が
一番に思い浮かぶかと思います。私も英語といえば、アメリカでしょう!!と考え、
最初に留学をするときは、迷わずアメリカにしました。
(学校のプログラムで決まってたということもあり……)
しかし、最近では、格安で、しかもマンツーマン授業が受けることをできる
フィリピン留学が流行りです。
その流行りに乗って、オーストラリアに留学に来る前に、
フィリピン留学に実際に行ってみました。
今回は、実際にアメリカ留学・フィリピン留学を実際に経験した私が、
”じゃあ、どこに留学するのがいいの?どっちの方がいいの?”

ということを完全に主観で共有してさせていただきます。
※留学する時期や、学校の形式やコース、滞在方法、そして留学時の英語力などによって、
色々と異なると思います。私の経験をもとに書かせていただいていまるので、
あくまでご参考までに。その点ご了承いただければ幸いです。
それでは、まずはアメリカチームからどうぞ。
【アメリカ留学/ボストン】
<留学概要>
・期間…6ヶ月
・学校…大学付属語学学校
・授業…午前3時間+週2日、午後3時間、1クラス20人弱のグループ授業
・講師…アメリカ人
・生徒…日本、韓国、フランス、スペイン、チリ、ブラジル、タイ、エクアドルなど
・予算…約200万円
・住居…大学学生寮、現地の大学生とルームシェア
・食事…学生寮の食堂にて提供
・ネット環境…◯日本と変わらないレベル
<メリット>
授業外でも英語を話す機会がある。

大学付属の英語学校だったので、大学の中に教室があります。
学生寮は必ず現地の大学生と一緒の部屋になるプランだったので、
夜はその日あっことだったり、お互いの趣味など話して、英語を話せます!
もちろん街に出かければ、そこはもう英語圏ですので、JUST ENGLISH WORLD!
大学は、アクティビティに参加できる。
上記で記載した通り、様々な場面で現地の学生と交流ができます。
寮のフロアメイトと週末、映画鑑賞会があったり、アイスホッケー部の応援イベントに参加したり、私の日本人の友達は、現地で部活に参加していました。このように、語学留学ですが、大学の活動に参加できるのは、大きなメリットですよね。
施設、設備が充実。

アメリカの大学のキャンパスってすごいんです。
めちゃくちゃでかい図書館があるし、何でもできちゃうスポーツジムがあるし、
学生寮がいくつもあるのですが、寮によって食堂の種類が違うし、
それでいて、これ全部、語学学校の生徒も使えちゃうんです。
「そうだよ、この広大さなんだよ。これだ、This is AMERICA!!」と
20歳の初海外がこの留学だった僕ちゃんは思っていました。
<デメリット>
授業で発言できる機会が少ない。
学校の授業は全てグループ授業です。20名前後のため、
授業で英語を話すということは、難しいかなと思います。
自分の自主性・積極性にもよるかと思いますが、ヨーロッパ系の生徒は、
想像以上に積極的(というか自分がわからないと思った時点)に発言します。
自分も含め、日本人の性格上、発言機会を勝ち取るのは難しいのではないかと、
思ったり、思わなかったり。
留学費用が高い。

アメリカは先進国で、物価も日本とあまり変わりがありません。
というかむしろ高いです。またメリットで触れた通り、
大学付属の語学学校で留学すれば、とても施設が充実しているため、
その分、施設費用を含めた留学費用がとても高いです。
また節約しようと思ってる方は、アメリカに来たので、せっかくだからと
ついついニューヨークに日帰り旅行なんかいっちゃたり、
ブラックフライデーで高い服なんか買っちゃったりしたら、
余計お金がかかりますからね。
それでは、後攻、フィリピンチーム!
【フィリピン留学/セブ】
<留学概要>
・期間…3ヶ月
・学校…日本人資本学校
・授業…1日8時間、6時間が1対1の授業、2時間が5人名前後のグループ授業
・講師…フィリピン人
・生徒…日本、韓国、台湾、ベトナムなど
・予算…約60万円
・住居…学生寮、ホテルでルームシェア
・食事…学校の食堂にて提供
・ネット環境…×遅いです
<メリット>
ほとんどが1対1のマンツーマン授業。
フィリピン留学の良いところは何と言っても、この授業スタイルです。
グループ授業と違って、いやでも英語を話さなければいけません。
日本人が苦手なスピーキング力を大きく向上することができますし、
数ヶ月滞在すれば、先生ととても仲良くなれて、休みの日に一緒に出かける!
なんてこともしちゃえます。
授業のコース、種類が豊富。

がっつり授業を受けたい、マンツーマン授業を受けたい、
TOEIC対策の授業を受けたいなど様々なコースを選ぶことができます。
また、マンツーマン授業の中でも、先生と相談して、どこを中心に勉強をするなど、
相談しながら進めることができます。
私も自分の希望を伝えながら授業をしてもらったので、満足度は高かったです。
留学費用が安い。
物にもよりますが、フィリピンは日本と比べると、物価が2分の1、3分の1です。
そのため授業料もマンツーマン授業が多いにも関わらず、とても安いです。
現地での旅行や外食をしても、そこまで散財することはないと思います。
<デメリット>
英語が母国語ではない。
フィリピンでは、英語の普及率が非常に高いですが、フィリピン人の母国語は
英語ではありません。そのため、学校の先生はとてもきれいな英語を話しますが、
街に出るとアクセントに強い癖がある人や少ししか英語を話せない人もいます。
(※セブ島では、セブアノというのが母国語です。)
英語漬けにはなれないかもしれません。
ネット環境が悪い。

場所によりますが、日本と比べるとやっぱり圧倒的に遅いです。
調べ物をしてレポートを書くなどの課題はなかったですが、
ネットが繋がらないと何かと不便でした。YouTubeがみれなくて……
日本人が多い。
これは、私が選んだ学校が日本資本だったこと、留学した時期が、
日本の大学生の春休みと被っていたことが原因だったかと思います。
日本以外の生徒もいましたが、9割5分は日本人だったので、
授業以外は、日本語に触れる機会が多かったです。
日本人を避けたい人は、日本資本以外の学校や留学時期をしっかりと検討して
留学を決定した方が良いです。
といった感じで、それぞれまとめてみました。
どちらもメリット・デメリットがあります。
そして、人によって”どうして留学に行くのか”という目的が違います。
それ次第で、どこに行けば良いのかが変わってくるかと思います。
例えば、
アメリカの音楽文化が好きで、アメリカに留学したい!!
ニューヨークで少しの間生活してみたい!
イギリス英語が学びたいからイギリスに行きたい!
ヨーロッパの街並みが好きで、そこで暮らしてみたい!!
とにかく長く留学したいから、物価の安いフィリピンに留学したい!!
などなどなど。
留学は英語以外の理由もあったりしますよね。
なので、ここまで書いときながら、すみませんが、
こっちが良いという明確な回答はわかりません!!
ですが、”英語を勉強する。英語を習得したい”という観点で見ると、
一旦の私の結論としては、
「スピーキング力に自信がないという方は、フィリピンへ」
「スピーキング力に自信があるという方は、アメリカへ」(英語圏へ)
という感じでしょうか。
フィリピンでは圧倒的に授業で、英語を話す機会があります。
これまで日本で英語は勉強できても、スピーキングだけ向上することができない
といった方にはもってこいの環境です。仮に授業外で、英語を話す機会が少なくても
日本である程度、基礎力(文法や語彙)を固めてきた方であれば、
飛躍的にスピーキング力を伸ばすことができるかと思います。
また、アメリカの場合は、授業で話す機会が少ないですが、
授業外では、英語の世界が広がっています。大学付属の語学学校に通えば、
現地の学生との繋がりを広げることができます。
ただ、それ自体がけっこうハードルの高いことだったりするので、
初めからある程度話せるというか、基礎ができてることが前提かなと思います。
最近では、フィリピン留学のあとに、欧米留学(英語圏)にいく、
2カ国留学が流行っているのも、こういうことがあるからなのかな。
※もう一度言いますが、これは私の経験をもとにした主観です。あくまで参考に。
留学先は国だけでなく、その国の中でもどういうタイプの語学学校に行くのか
ということでも大きく左右されるので、いろんな選択肢をみて、
留学先を検討することがいいと思います。
その際に、いくつかの留学エージェントに相談してみてもいいかもしれませんね!
留学エージェントに関しては、次の機会にまとめようかなと思います!
ちなみに今回は、触れませんでしたが、オーストラリアももちろん、
素晴らしい留学先だと思います!
オーストラリア留学の良いところは、前回の記事からどうぞ!!
それでは、今日のところはこの辺で。
TAKA