こんにちは、TAKAです。
大学を卒業して、就職してから留学にくることは、
色々な制約から難しいと言われることも多いです。
私は、幸いなことに今、留学することができてます。
ですが、社会人の方はわかるかもしれませんが、
会社を辞めて留学しようって結構ハードル高いですよね。
前職を辞める時にも、
留学してどうするの?
英語は日本でも勉強できるよ?
帰ってきてから就職大変だよ?
もう少しキャリアを積んでからの方が良いんじゃない?
本当に今しなきゃいけないの?
結局何がしたいの?
どうして?
なんで?
等々…………
色々なことを言われました。自分の中でのハードルの高さだけでなく、
世間のイメージもネガティブなものが相当多いです…..

じゃあ、どうして留学にきたのか。
まぁ、正直留学に来た理由は自分の中でも曖昧でした。
大学卒業して、新卒で働き始めた頃から、いつか留学できたらいいなぁー、できるかなぁー程度に考えていました。
結局のところ、
・英語がもっと話せるようになりたい。 ・海外で生活、仕事がしてみたい。
とか平々凡々な理由が根底にはあったかと思います。
仕事が慣れてくるごとに、毎日、朝早く起きて満員電車に揺られて、
会社に着いて、9,10時まで仕事をして、
(時々飲んで)、12時前後に家に帰る、そして寝る。ありがとう”My 社畜 LIFE” の繰り返し。
その生活に嫌気がさしてきたというのも正直ありますね。

でも、そんな感じのことは、誰でも一度は思ったことがある程度のことで、
実際に会社を退職して、留学しよう!と踏み切るまでには至りませんでした。
前職の職場も、とても良い人が多くて、
仕事自体もノルマ!ノルマ!といわれることは多かったですが、
そこまで嫌いではありませんでした。
ある程度居心地が良い職場で、このまま長くつとめてもいいなぁとは思っていました。
きっかけは社会人2年目の4月。(わりと早め笑)
軽い病気(?)になって2ヶ月弱入院をしました。
手術も2回受けて、1回目の手術は緊急手術という感じで、
救急車で搬送されてすぐに手術を受けました。
当時は苦しくて意識が朦朧としていて、あまり覚えていないですが、
振り返ると大変だったなぁと感じます。
手術が終わって、2日間集中治療室を経て一般病棟に移りましたが、
救急車から集中治療室までの3日間は、
ほんとうに一瞬のできごとのように今では思います。「ほんとドラマかよ」
手術が成功したあとで、主治医の先生から
「あと少し遅かったら、わからなかった。ガハハハッ」

とドラマみたいなことを言われた時は、めちゃめちゃ怖かったです。
それまでに、幸いにも、自分の<身近な人の死>を経験したことがなかったので、
その時は「あ!人間っていつかは死ぬのか。」ということと、
「あ!自分もいつかは死ぬのか。」と、至極哲学的なことを感じました。
それと同時に「あ、このまま死んだら、絶対後悔するわ、俺」って思いました。
そうして、それから約2ヶ月間、麻酔や薬の副作用で苦しみながらも、
ぼーっと病室の天井や、病室からの景色を見て、
理由はなんであれ、今、留学に行きたいと思ってるなら、
色々な準備(貯金etc)が整ったらすぐに留学に行こう!
と決意したのでした。
もちろん、その後、実際に留学に来るまでの約2年間で環境や考え方も少し変わって、
葛藤はありましたが、その入院時に感じた想いがずっと強くありました。
だから、どうして留学にきたのか、明確にはこれって理由はありません、
「ただ、なんとなくでもやりたいと思った、
行きたいと思ったから。」
それが理由です。
今振り返って、色々後付けの理由をつけることはできるけど、するつもりはありません。
そう思って、留学にこれる環境にあったというもの、
自分はとても運がよかったのかもしれません。
一度、社会人になってからの留学、色々思うところはあるかと思いますが、
出てきてしまえばなんとかなります。
どうして大学留学?
ぶっちゃけ漠然と留学がしたいと思っていたので、
留学の方法が、語学留学でも、ワーキングホリデーでも、インターンシップ留学でも
そして、大学・大学院留学でも何でもいいと思ってました。
ただ、やっぱり一度社会人になってからの留学、
世間で持たれてるネガティブなイメージを少しでも減らせるよう、
日本に帰国したときに、英語力だけでなく、ビジネスレベルの英語力はマストで、
プラスαで何かスキルを得られるような形で留学がしたいと考えた結果、
時間は数年かかってしまいますが、大学留学(もしくは専門学校/カレッジ)にしよう!
というふうに決めました。

それと、人材紹介会社に勤めていた手前、どうしても日本に帰国したときの履歴書の
見え方を気にしてしまい(職業病)、大学卒業の学位がもらえるのは、
語学学校やワーキングホリデーよりも数倍強いと思ったというものあります。
「えーっと、今25歳だから大学留学して、日本に帰国した時は、
28歳でしょ?!日本での社会人経験3年、海外大学卒(予定)、英語堪能(願望)の予定だから、
ぎりぎり日本社会復帰できるぞ!フハハハァッ!」
(私の頭の中での、安易な考え笑)
また、日本の大学に通っていた時に、アメリカで短期留学をしていて、
「語学学校に行く」ということのメリットがある分、
デメリットもいくつかあるということも感じていたので、
もう語学学校は行かなくていいかなと思っていました。
(語学学校については、また別の記事でまとめようと思います)
どうしてオーストラリア?
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなど、いくつかある英語圏の国のなかで、
オーストラリアに留学先を決めた理由は、
-
オーストラリアの温暖な気候・自然。多民族国家。
-
学生Visaでも週20時間まで働くことが可能。
-
英語圏の中で日本から1番近い。時差も最大で2時間。
という3つが主な理由です。

まず、オーストラリアと言えば"広大な土地"と"1年中温暖な気候"というイメージがあります。
実際、オーストラリアにも冬はあり、気温も結構下がりますが、日本よりも1年を通して、
過ごしやすそうだなというイメージがありました。また、オーストラリアは、
多民族国家で、さまざまな国籍・バックグラウンドの人が生活しており、
他の国と比べて、人種差別などが少ないと聞いたのもいいかなぁと思った理由の1つです。
2つ目は、学生Visaでも週20時間までアルバイトができるということ。
正直これが1番の理由です。これは、国問わずだと思いますが、
大学留学って、すごく高いです。泣けます、はい。ボッタくりです。。。
私は、既に日本で大学を卒業して、社会人をしてから留学にきていることもあり、
学費/生活費等の諸費用は全て自己負担です。もちろん余裕はありません(泣)。
例え、週20時間と言えども、収入が得られることは、とても大事です!
ホリデー(休暇)期間中は、無制限で働くことができるので、
働き詰めの毎日を送ることで、ある程度、学費/生活費の足しになります。
ありがとうMy 社畜 LIFE again in Aus!!

オーストラリアは、ワーキングホリデーの渡航先としても人気なので、
日本食レストランなど日系のお店も多く、仕事自体は容易に見つけることができます。
アメリカでも働くことはできるようですが、大学キャンパス内のみで競争率が高く、
見つけみくいというネットの噂をいくつか見つけたので、真偽は不明ですがやめました…
(というかアメリカはまず学費が高すぎて無理でした………)
最後の理由は、日本から近いこと、時差がないことです。
これは、アメリカに留学していた時に感じたことなのですが、
時差が大きいことって、結構不便です。日本の家族や友達との連絡は取りずらいです。
知り合いとの連絡の他にも、例えば日本の携帯会社や銀行、クレジットカード会社etc…に
なにかと連絡しないといけないことがでてくるのですが、もちろん、時差があっても
営業時間は日本時間基準なことが多いので、緊急ですぐ連絡したいっていうときに
営業時間外だと不便です。また、オーストラリア(シドニー)は東京から直行便が
毎日3便でており、航空券の値段も時期によりますが、
だいたいAU$1,000前後と他の英語圏の国と比べて安いです!

と、まぁ色々な経緯はありますが、以上が簡単にではありますが、
社会人留学、大学留学、オーストラリア留学にきた理由です。
いやー、人生なにがあるかわかりませんね。
これからどうなってしまうのやら……….
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